Diamond Life(2019.1.6 警視庁・捜査一課長SP)
あらすじ
内藤剛志演じる捜査一課長・大岩の活躍を描いた人気シリーズの特別編。幾つもの装飾品を身に着けた遺体が見つかる。大岩(内藤)は、渋谷中央署の馬場(田中美佐子)と共に捜査を開始。被害者は、10年前に強盗殺人の犯人として逮捕された人物で、絶命する寸前に“ある言葉”を残していたことが判明する。(テレビジョンサイトより引用)
自分語りと感想
ちょっと自分の話をしていいですか。
泰文さんのことは昔から知ってたし、そこそこ好きな役者さんだったのにようやくはまったのがこの作品。
忘れもしない19年の夏のこと。入院中の祖母を見舞いに、また、GWに帰れなかった(なぜならRPの聖地巡礼をしていたから)分を消化しに実家に帰っていた。祖母を見舞い、帰る道すがら。車の中で流れる2時間ドラマ。実家は田舎なので電波状況が悪く、映像は止まり、音はとぎれとぎれ。
そういやこのドラマ妙にやるよなあ、今夜新作やるから再放送なのか、と何の気なしに流していた。だって誰か出るかもしれないし。
そうこうしているとどうも死んだのは坂田聡さんらしいとわかる。おっ、ジョビか?と思っていたら今度はロクさん(六角慎司さん)が出てきた。
なにこれジョビジョバじゃん!!!おい!この流れでハセ(長谷川朝晴さん、私はハセ好き)あるで!!!と謎の期待を持って注視しはじめてしまった。よく見ると小市慢太郎さんまでいる。めっちゃ良い布陣じゃん、なんかよさげな2時間ドラマ、と期待大。
そういえば一瞬小市さんにはまりかけた時期もあったが、今にしてはなぜ泰文さんをスルーし続けていたのか、理解ができない。
ようやく家について、ちゃんとしたテレビで見られた頃にはもう犯人が判明するところだった。萬田久子さんの傍らにはロクさん。おっジョビ同士で殺しあいか?少なからずそれを期待した人もいるはず(ねーよ)。期待していたハセも出てこない。ここまで出てこなければもう出番はないだろう。ていうかそこまでジョビファンに忖度するはずもない。
と、完全にジョビジョバモードの中登場したのが泰文さん。
左から2人目
あ…いたのか、泰文くん。。
カーナビの画面では認識できていなかったので、私にとってはここでようやく初のご対面である。なお、くん付けは同じく2時間ドラマ好きの母親の影響である。
あれよあれよと、人のよさそうな泰文さんが豹変。なんとただの悪い人だった。
……。
あ、あれれ~~~おっかしいぞ~~~~~?????
私のドタイプな悪役だぞ~~~~~?????
…これはクズだ!!!クズ系だ!!!!!
と胸が高鳴る。
大岩課長チームからの容赦ない追及に苛立ち、叫喚する泰文さん。
私の胸中「あああああ~?!?!?!」(訳:最高か?!?!?!)
この姿と表情にレオンのゲイリー・オールドマンを感じてしまった…なにこれ最高じゃんか…!
「生きていても社会に必要のない、クズだからね!」と坂田さんを殺害したことをさも殺されて当然かのように叫ぶ。まさに外道。
あまりの豹変っぷりに感服。これだよ!これなんだよ!悪役はこれが醍醐味なんだよ…!本当もう最高か…?泰文くん、最高の役者だったのか…!!!
は~~~?!?!?!めっちゃかっこいいんですけど?!?!?!
坂田さんのアクセサリーなにこれwww
大岩チームから軽蔑されながら退場。
ええ~~~っ!泰文くんってこんな演技できたの……と、ええもん見せてもらいましたわ…と充足感でいっぱいになった。これは絶対にハマる。経験でわかる。これはハマる。
なぜか泰文さんに対し、あまり悪役のイメージがなかった。今になって色々おっかけてわかってきたけど、本当に殺したり殺されたりばかりなので、一体何を見てきたんだろうと思う。
人の良さそうなどこか気弱な役が多いイメージだった(たぶんそれは相棒5が原因)ので、こういう狡猾な役は初見だった。だから余計にときめいてしまった。でもそう言われればこういう役似合うよね。
とか言いつつ、なぜ彼を知っていてそこそこ好きだという自覚があったのかって、もしかしたら9係の若手判事(ちな悪)を見たからだったのでは…と思い当たることもなくはない。
というわけで推し落ち作品がこちらとなったわけです。7月7日は推し落ち記念日。あなたの推しはどこから、私はここから。
ハマったらwikiで即作品を調べるわけですが、ここで実年齢を知る。
1971年生まれ…?えっ、もうアラフィフじゃん!もう「くん」付けの年齢じゃね~~~~~!!!てか見えねえ~~~~~!!!若え~~~~~!!!
さてここから本編おさらいです。どうぞ。
今回、大岩チームに参加する面白あだ名女性デカはババロアさん。本名です。馬場呂亜。なんでも驚異的な記憶力の持ち主という。
あらすじの「被害者が残した言葉」ってのが「ダイヤモンド」。やっぱすっげえ格好だな、坂田さん。
この被害者が過去に犯した強盗殺人。目撃者が小市さん。最初は何も知らないと言っていたのに、急に目撃証言をし始める。その時見たのが坂田さん。これが決め手になって逮捕されたらしい。なお、小市さんが社長を務めていた会社は妻である萬田久子さんが継いでおり、路線変更し大きな会社になっていた。
女社長として会社を切り盛りしながら「過去は忘れた」と言い放つ萬田さん。その左薬指にはきらびやかな衣装にそぐわないキュービックジルコニアのリング。どうせ小市さんからもらったんでしょう、そうでしょう?まあ、忘れられないでしょうな。
そういや、坂田さんが死に際に言ったダイヤモンドはまさかこれ…?
萬田さんがまるで「財前先生の総回診です」のように部下を従えて登場するシーンにて副社長役、泰文さんがお目見え。なおロクさんもここで登場。お前は秘書だったのか。
萬田久子さんがド派手に登場。母曰く「萬田さんは不必要に帽子を被る」(帽子がお好きなんだそうです)
ダイヤモンドの謎を調べているうちに、萬田さんの会社の専務が犠牲に。どうも彼女はダイヤモンドの謎を解いてしまい、犯人に口封じに殺されてしまった模様。
ここでもアリバイの無い萬田さん。怪しい。と思わせといて犯人じゃない、というのはいつもの流れか。あとめっちゃ仕事してんな、副社長。。
メガネかっこよ~~~。地味に白髪があるがこれは本物ではなさそう…
後方にいる二人組の左側。超残業してんじゃん。副社長だから残業の概念ないけど
それからしばらく泰文さんは出てこず…。
からの、おなじみの「必ず!ホシを挙げる!!!」『ハイ!!!!!!!!』
前述の泰文さんとの邂逅シーンへ。
犯人ですね、わかります
ダイヤモンドを渡すと言って「ダイヤモンド富士ですよ」というしょうもないギャグ(?)ぶっ放したり、
借金を肩代わりし、出所後の生活を保障するからと坂田さんを逮捕させたり、
坂田さんを目撃したという証言に変えるために奥さんをダシにして小市さんを脅したり、
萬田さんを騙すために過去にリフォームした物件の転落事故(ただの事故)だったのを施工ミスだったと伝えて弱みに付け込んだり、
その事故で亡くなった遺族をそそのかして会社に入れようとして、萬田さんをさらに脅すための道具として利用したり、
と、悪いことするために生まれてきたような人なんだけど、顔が良い。こんな優しい顔して、ずるい。そんなんギャップ萌えにはもう無理。無理み。完全に優勝。おめでとうございます???
ほら、ダイヤモンド富士ですよ
いい人そうに見えるが…
やっぱり悪い人
とはいえ狡猾そうに見えて問題の解決が場当たり的な感じも否めない。「Smooth Operator」ではなかったのですね、ハハハ。
最後にこの笑顔を見よ。殺傷能力が高すぎる。私はもう5万回くらい死にました。まだ殺し足りないのか。極悪人だな…
なお、キュービックジルコニアのリングは小市さんから生前にもらったものと判明。やっぱり忘れられないの。DAYONE~~~。
めっちゃ画像はっつけたけど、たぶん今後こんなに充実しないと思う。無性に張り切って作ってしまった。。。